2011年04月06日

仙台市七郷小学校避難所での活動

4月4日と5日に七郷小学校の避難所を訪ねました。

この避難所は、以前から犬が同行避難していましたので、定期的に様子をみに行くように心がけていました。

校庭につながれていた動物管理センター出身の中型犬のわんちゃんは、黒茶の被毛がふさふさしたすこし洋犬ぽいかわいい男の子です。
意外と神経質なので、最初の内はケージになかなか入ることができず、入れるようになるまで避難所の子ども達に協力してもらってトレーニングをしました。今は夜になるとそのケージに入って寝ているそうです。
ケージトレーニングを避難現場で行うことの難しさ。
でも、ケージに入ることが出来て良かった〜。
今日の訪問時にも、飼い主さんが現れ私たちに声をかけてくださいました。
津波で家がダメになったことや、老猫が逃げ切れず家の中で亡くなっていたことなどを話してくださいました。
毎日2回の散歩をしてもらい、外飼いですが、老夫婦の飼い主さんがいつも気にかけている感じです。ケージの周囲もきれいでお水もいつも新しく、犬の排泄の匂いがしません。

今回、4日に避難所訪問して初めてのわんちゃんに気づきました。

校庭に張られたテントの中で、ケージの中でくらしているにいるラブちゃん。少し小ぶりで、とても人なつこい。でも、なぜかケージの中に入れられている時間が多いようで、よく吠えていました。
このラブちゃんの飼い主さんは、中年男性で、避難所のお世話役でとても忙しく、犬の面倒までなかなか手がまわらない様子でした。
私たちがお会いした時も、大変恐縮していました。
散歩とケージの中の掃除敷物を新しいタオルケットに変え、寒くないようにしました。
食器も提供しドッグフードとおやつを置いてきました。
5日の訪問時に再度このラブちゃんを見に行きましたら、敷物も綺麗なままに静かに寝ていました。4日の時はケージの周囲は糞だらけで、飼い主さんが「片付けます」と言ったのですが、あの忙しさでは手が回らなかったのでしょう。5日には、私たちがお手伝いとして、全て片付けてゴミを持ち帰ってきました。また、散歩に行けてないという話をきいていたので学校の周りを散歩してもらい、糞とり袋を一束ケージの上に置いて帰ってきました。

飼い主さんは運営の中核にいる方ですから、どうしても自分や家族のことは後回しになります。きちっと管理してくださいとは言えるような状況ではありませんでした。

ラブちゃんは、それでもおとなしくケージに入って飼い主さんがくるのを待っています。
私たちは、そんなラブちゃんの身辺をきれいにし、排泄の匂いが気にならないくらいのお世話が出来たらな〜と思います。

毎日通う事は難しい…確かです。もしかしたら避難所の中でも誰かが…と、期待をして、これからも出来るだけ顔を出そうと思っています。

いつ、どこで、どのような支援をするべきか日々変わっていく中で、犬が悪者にならないように、そして人と動物の福祉を常に考えながら臨機応変に対応していくことが大切だと、つくづく感じました。